相続手続きはお金持ちだけのことじゃない！その１

「お父さんの名義のままでいいんじゃない」
どうやら、相続法の改正でそうもいかなくなったらしいです。

まずは、自宅の名義についてのお話し。
葬儀後サポートをしていると良く言われることがあります。
「このままでいいよね？」「遺言書もあるし、名義変更料ももったいないし」

もちろん、名義変更をしていないからと言って叱られるわけではないです。
せいぜい相続人が多くなって、最後は誰が相続人だかわからなくなってしまうくらいです。
でも、この法改正により、名義変更をしていないといつの間にか人手に渡っているということも・・・

例えば、もし、あなたにあまりよろしくないが弟がいたとします。
亡くなったお父さんの遺志で大切な家は母親にすべてという遺言書もあります。
あなたは「遺言書もあるし、弟もどこにいるかわからないし、名義変更はゆっくりすればいいや」
と思っていたら、弟は勝手に自分の法定相続分を名義変更して、なんとその部分を売ってしまったのです。

さて・・・あなたは、どうする？

買った人から取り戻すこと、実はできなくなってしまったのが、今回の法改正です。

法律のことを知らないとで損したり、困る結果になる可能性があります。
この機会にもう少し、知っておいたほうがいいこと、ありそです。